ふるさと納税って本当にお得なの? ~多角的に考えよう~

生活

住民税の通知が来ましたが、今年のふるさと納税の枠はどれぐらい使いましたか?

いろいろなスタンスがあるかと思いますが、

  1. 枠を把握して毎年計画的に使っている
  2. 気になるけどイマイチ手が出ない
  3. ふるさと納税ってなあに?

2,3の方々はぜひ一度この動画を見てみてください。

【誰でもできる】ふるさと納税で生活費をトコトン節約する具体的な方法:(アニメ動画)第38回

ミクロな視点で見るとお得

私はふるさと納税は今年で3年目。

今ちょうど枠の半分程度を使い切り、ちょうどいいペース。


ふるさと納税は簡単に説明すると、

「税金を前払いすると返礼品をあげるよ!」

という制度。

返礼品には豪華なものも多く、自治体によっては家電や旅行券もあるほど。



何もしなければ単純に納税して終わるところを、

制度を利用するだけで返礼品がついてくるので、

コスパ無限大、いわゆる「お金が落ちている」状態と言っても過言ではありません。

マクロでみるとお得なのだろうか?

しかし、

「実はマクロな視点で考えると損をしているのでは?」

と考えさせられるVoicyに出会いました。
それはこの2本。

ワーママはるラジオを聞いて

ワーママはるさんはvoicyのトップパーソナリティの1人。

先日2冊目の著書

「ワーママはるのライフシフト習慣術」
いわゆる「ライシフ術」を出版されました (もちろん買いました)


そんなはるさんがふるさと納税について語る回はコチラ。

かいつまんで説明すると以下の通り。

  • 親として、子どもたちが暮らす生活基盤は良くなってほしい
  • 一方で、ふるさと納税は返礼品合戦となっており、
    短期的な損得だけで税金を別の自治体に移している矛盾
  • 制度の設計上、使う人も使わない人もモヤモヤが残る
    • 使う:住んでいる自治体の税収を自ら減らしてしまう
    • 使わない:ふるさと納税=お得という風潮があり損した気分になる

もちろんはるさんは制度の良し悪しを論じている訳ではなく、

「こういった考え方もあるので一度考えてみてくださいね」

というスタンス。


この回を聞いた昨年の時点では、この考えを理解して共感しつつも、

自分のふるさと納税なんて数万円だし
そこまで考えて行動には移せないよ…

というのがリアルな感想でした。

オロゴンクエストを聞いて

そして先週のオロゴンさんの放送。


オロゴンさんは脱サラして大家さんとして活躍している方で、

著書「サイフの穴をふさぐには?」という本が有名 (もちろん買いました)

お金を「貯める力」と「守る力」の入門編としてピッタリで、

学生や新社会人にプレゼントしたい1冊です。

そんなオロゴンさんもvoicyパーソナリティであり、

私が聞いてハッとしたのはこの回

かいつまんで説明すると以下の通り。

  • 非正規公務員の待遇が人権侵害のレベルでめちゃくちゃ
  • 自治体の税収は少ない一方で、仕事は高度化と複雑化が進みジリ貧
  • 国も企業もブラック化する原因の一端はユーザー側にあり、
    全員が短期的目線で行動するとマクロでは不幸な結果を生むこともある

オロゴンさんの回を聞いた時、ワーママはるさんの回とパチッとリンクしました。

はるさんの回を聞いた時点ではあまりリアルに感じられなかった

「行政は税金によって成り立っている」

という当然の事実が具体的な事例として急にリアルに感じられました。

2つの放送から考えたこと

2人の放送を何度も聞いて色々と考えました。


私はまだ子どもはいませんが、

それでも行政には良くなってほしいし、

教育、保健、文化などの社会基盤にはキッチリお金をかけてほしいと思っています。


では

ふるさと納税やーめた!
住んでる自治体にちゃんと収めるぞ!

と一気に変わるかと言われると、それもまた違います。

理由は2つ

  • 減る税収もあれば増える税収もある
  • 生産者と消費者が繋がるキッカケとなっている

結局は財布の入れ替え

ふるさと納税は「納税先を指定して前払いすると返礼品が貰える」という仕組みであるため、

日本全体で見るとゼロサム(総和は一定)です。


税収が減って現場にしわ寄せが行っている自治体もあれば、

税収が増えて現場の改善が進んだ自治体もあるわけです。

生産者と消費者を結ぶ新たなチャネルになっている

ふるさと納税の返礼品は魚介類やフルーツなど、

いわゆる「お取り寄せグルメ」的なものがかなりのボリュームを占めており、

普段は買えない商品でもふるさと納税で楽しむことができます。



生産者から見ても、ふるさと納税は新たな販路であり、

彼らにとっては自分の商品を売り込める絶好のチャンスと言えるでしょう。



何もしなければ納税(=お金の移動)に終始するところを、

ふるさと納税を介することで生産者と消費者を繋ぐ新たなチャネルが生まれるのです。

まとめ

おのぼりはどうしていくのか、上記を踏まえて考えましたが、


正直、ふるさと納税をゼロにする気にはなれません。


今は子どももいないので自治体に対して特段の不満も無く、

ふるさと納税をしない動機よりする動機が強いのが一番の理由です。



一方で、今回のことを踏まえて、

地元にはふるさと納税をしようと思いました。


高校を卒業するまでずっと育ててくれた地元ですが、

上京して以来帰省の頻度も少なく、完全に「もらいっぱなし」の状態だからです。


ふるさと納税の言葉の通り「ふるさと」に納税して、

今までの恩を返したいと思います。返礼品は文字通りオマケとして。




この件に限らず、

1つの事を別の視点から見て考えることは非常に大事だと思います。


世にある制度やサービスを使うとき、

複数の視点を持って裏側を理解しているかどうかでスタンスが変わってきますよね。



特に物事が複雑化して多様化している現代においては、

このような多角的な視点と思考をこれからも持っていきたいと思います。



この記事を最後まで読んだアナタ、

今年のふるさと納税、どうしますか?

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