【会社員向け】自社の健康保険、正しく把握してますか?

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こんにちは、おのぼりです!

今日の話題はがっつりサラリーマン向け。健康保険の話です。

両学長「お金の大学」でも触れられていますし、
YouTubeでも散々言われていますが、日本の社会保険制度は世界最強レベルです。

社会保険は大きく分けて以下3つがありますが、今回は医療保険についてフォーカス。

  1. 医療保険
  2. 介護保険
  3. 年金保険

医療保険は更に3つに分かれます。

  1. 健康保険 (会社員とその家族)
  2. 国民健康保険 (自営業者とその家族)
  3. 後期高齢者医療制度 (75歳以上の人)

名前が似ていて紛らわしいですが、今回は会社員対象の健康保険にフォーカスしていきます。

健康保険の種類

健康保険も更に2つに分かれます。

保険者被保険者保険料
協会けんぽ全国健康保険協会主に中小企業社員労使折半 (都道府県ごとに異なる)
組合健保健康保険組合主に大企業社員労使任意の負担比率 (企業組合ごとに異なる)

保険料の決まり方

会社員であれば毎月の給与から「健康保険料」が控除されているかと思いますが、
その計算式はコチラ。

健康保険料=標準報酬月額 × 保険料率

それぞれ分解して解説していきます。

標準報酬月額

標準報酬月額とは、

毎月変動する給与に合わせて保険料も変動していたら面倒なので、
段階的に等級を定めて毎年見直しましょう

というコンセプトのもの。

5.8万円~139万円まで50等級に分かれています。

詳しい算出方法はコチラ。
ざっくりまとめるとこのような感じです。

  1. 毎年7/1時点で見直し
  2. その年の4~6月の3か月の報酬をもとに算出
  3. ボーナスは別途「標準賞与額」が定められる
  4. 昇給、産休、育休等々の際には別途算出

保険料率

大企業向けの組合健保と中小企業向けの協会けんぽ、
それぞれの平均保険料率は、組合健保は9.2%、協会けんぽは10%ほどです。

つまり、標準報酬月額22万円と仮定すると、月々の健康保険料は以下の通り。

組合健保:22万円 × 9.2% × 1/2(折半の場合)=10,120円
協会けんぽ:22万円 × 10% × 1/2=11,000 円

それぞれ更に深掘りしてみましょう。

組合健保の場合

組合健保の場合、保険料率と負担割合は組合が任意に決めることができます。

こちらのページに有名企業の組合健保の保険料率ランキングがありますが、
最安の日本郵船では被保険者負担割合は驚愕の1.5%。

先ほどの式に当てはめると、月々の健康保険料は3,300円となり、
平均的な組合健保と比べると毎月7,000円近く差があります。

その他の割安組合健保がある企業には、
日本テレビやアステラス製薬、三井住友海上、トヨタ自動車、ソニー等の大企業が並んでいます。


読者の皆様もぜひ「社名 健保組合」でググってみて、
自社の保険料率をチェックしてみてください。

協会けんぽの場合

こちらは都道府県ごとに料率が決まっており、協会けんぽのHPに毎年更新されています。


東京都の場合、保険料率は9.84%と全国平均よりやや安く、
これを折半なので被保険者負担は4.92%。

先ほどの計算では月々の健康保険料は10,824円となり、
組合健保最安の日本郵船と比べると3倍以上の負担となります。

健康保険の給付

保険料を払う見返りが「法定給付」と「付加給付」です。

  • 法定給付:健康保険法で定められた給付
  • 付加給付:健康保険組合独自の給付

法定給付で真っ先に思いつくのは医療費の給付ですね。

皆さんが日常的に使っている、いわゆる「3割負担」というやつで、
保険適用分であれば自己負担は3割で済みます。


その他にも、法定給付にはこのようなものがあります。

  • 高額療養費:月額医療費の自己負担の上限を定めるもの
  • 出産育児一時金:出産時に1児につき42万円を支給するもの
  • 傷病手当金:病気やケガで会社を休んだ場合に給料を補償するもの
  • 埋葬料:死亡時に家族に対して5万円を支給するもの
    等々

「付加給付」という大企業サラリーマン最強の武器

そして会社によって存在するのがこの独自の付加給付。

例えば、本日決算を発表した日本を代表する大企業、トヨタ自動車では
自己負担額20,000円を超えた分は給付金として還付されます。


例えば標準報酬月額30万円の人が100万円の治療を受けた場合、
高額療養費制度に基づく自己負担限度額は87,430円ですが、
付加給付があると20,000円が限度額になるのです。

その差なんと67,430円。


その他にも、出産育児一時金や傷病手当金にも法定給付+αが付加給付として支給されます。

これが大企業サラリーマン最強の武器「付加給付」なのです。

まとめ

以上、読んでいただきありがとうございます。

保険料の決まり方から大企業サラリーマンの強い味方、付加給付の紹介でした。

こんなに恵まれた保険があるにもかかわらず、
過剰にリスクを恐れて民間の医療保険に入る人が私の周りにもたくさんいます。


両学長も何度も強調していますが、保険のコンセプトは

確率小、損失大のリスクに備えるためのもの

であり、自分でカバーできるのであれば必要以上の保険は不要なのです。

サラリーマン、特に大企業勤務の方は、
民間保険を検討する前に「社名 健保組合」でググってHPを隅々まで読みましょう。


まずは現状を知ること。それが自由な人生への第一歩です。

Have a nice day!

第6-1回 医療保険は必要か?【お金の勉強 初級編 】

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